家みたいなトコロ
幼稚園に入る前の少人数のこどもたちが、家のようにのびのびと過ごす小さな保育所。3階にあり、保育室からすぐに出られるゴムチップのふかふかの屋上園庭で遊びまわり、大きなワンルームのような保育室でみんなでゴロゴロと楽しく過ごしている。
光で寝食遊をならべ、いつも大人が見守る空間
保育室は外観上も象徴的な大きな木のおうちの中にあり、高天井からは自然光が間接的に入り込み、優しく明るい部屋となっている。明るい東側から順に、遊びのスペース、落ち着いた明るさのダイニング、奥に午睡室とならび、調理室やお迎えデッキも保育室に対してオープンなつくりとし、大人たちに見守られた大きなワンルームのような空間とした。
幼稚園をいつも感じる、園舎のてっぺん
保育室からも屋上園庭からも、園庭と対面する既存園舎がよく見え、幼稚園のこどもたちの活動が身近に感じられる。内部の階段室もオープンでいつも幼稚園のこどもたちの声が聞こえてくる。1つの施設が一体整備された園舎でほどよい距離感をつくることで、まんまると幼稚園の交流も積極的に行われている。