年長さんからの模型とポップアップカードの質問へこたえるために、ふらりと教室にお邪魔しました。
建築模型がどんなものか、みんなの部屋はどこか、好きな場所はどこかなど、質問をしながら建物がかたちとなったものを楽しんでいきました。そして、模型の屋根、フロアごとにが全部ばらせるつくりになっていて、部屋の中も全部ちゃんとみれることを紹介し、かわいい人形たちを建物に並べて、みんなで模型をさわったり指さしたりするうちに、見るだけのものから、感じて分かるものへと変わっていきました。
年長さんは、このあと、自分でかいた園舎の絵がポップアップカードに早変わりする工作、建物のカラー立面図が開くと立ち上がって立体になる工作を4人チームに分かれて作りました。少し難しい作業となるのを覚悟していましたが、先生方のフォローのおかげで、みんなが立体ポップアップの制作に成功しました。
最後に、自動建物製造機(ヒモをひくと立体の建物が勝手にできあがる工作)を発表、プレゼントしておしまいとさせていただきました。応用が効くのでいろんな遊び、学びに発展させてもらえたらと思っています。
みなさん、ありがとうございました。
年中さんのクラスでは、ちょうどポップアップの制作をしていたので、ついでにいろんなポップアップがあることを紹介し、こどもたちの作品も見せてもらいました。こどもの豊かな表現力に圧倒されながら、さまざまな階段、お城、何かの顔など、動かしたり折り畳んだり、みんなで自由にさわって楽しむ時間をいただきました。
こどもたちにとって、なにかいい刺激になってくれればと思います。いつもよりも集中できた子がいたり、楽しそうに取り組んでくれたりするこどもたちの姿は、ものづくりに携わる大人として嬉しかったです。
↑ワークショップでつくったポップアップカードを並べて飾って欲しい、という園児からの要望で、職員室の前に展示されたました。「みんないっしょじゃないとダメ」ではなく、いろいろなところに、個性が見つかるような保育をされているので、少しはお力になれたかなぁと、自画自賛しておきます。