ホーム > PROJECT > 亀山本徳寺 長屋門リノベーション
姫路市指定文化財である亀山本徳寺 長屋門は、長く幼稚園として使用され一部洋風の窓が設置されるなど、長屋門としての表情が失われていたところを、歴史を遡った頃の外観へと戻す設計を行なった。改修後は学習塾として利用されるため、指定文化財でありながらも、内部や一部の外観は復元を行わず、地域の人たちの使い方に即した復元の仕方を提案した。多大な費用をかけて無理な復元を行うのではなく、過去から今後の使い方を優先し活用できるような修復により、現代の寺子屋、学びの場としてかつようされていくこととなった。